何度もお世話になります。
Bitaxe Gammaは1.2TH/sですが、Bitaxe Supraは4.2TH/sのようです。電力効率はGammaのようが良さそうですが、Supra1台とGamma3台ないし4台の運用はどちらが良いのでしょうか。
例えば4.8TH/sを1台と1.2TH/sを4台の同じハッシュレートの機械では、どちらがオススメでしょうか。
Bitaxe.jpの管理者として、以前はSupra 702を試用していましたが、現在はGamma 601を複数台使ってマイニングを行っています。その理由は主に以下の3点です。
最大の理由は、Supra 702の消費電力が約100Wと高く、この季節では発熱量が大きく冷却が非常に難しい点です。702は601よりも大型のファンを搭載しているモデルが多いものの、それでも常時100Wの熱を放出するため、室温が急激に上昇してしまい、換気設備などの対策が必要になります。 一方、Gamma 601は発熱量が少ないため、空気が滞留しないように注意すれば、多少の室温上昇も許容できます。また、複数台を家庭内で分散して設置することも可能です。
702は601の約3.5台分のマイニング性能がありますが、1台が故障するとその分の性能が一度に失われてしまいます。さらに高温環境では故障リスクが高まるため、リスク分散の観点からも複数台構成の601を選んでいます。
ASICによるマイニングでは、特定のスタート値からインクリメントしてターゲットを探す仕組みですが、BitaxeはAntminerなどに比べて計算能力が限られているため、より多くのスタート値を持たせる意味でも601の複数台運用をしています。 ハッシュ値は本来ランダム性がありますが、それでも「異なるスタート値を用意する」ことで、わずかでも偏りを減らそうという狙いです。これはあくまで気休めかもしれませんが、それでも有効と判断しています。
なお、複数台運用で気になる「計算の重複」については、スタート値の制御がない場合でも重複確率は天文学的に低いため、特に心配はしていません。さらに、プールマイニングにおいてはプール側が計算範囲を割り当てるため、重複は起こりません。
これらの内容については、今後ブログ記事でも詳しく解説する予定ですので、そちらもぜひご覧ください。